世界共通の論文フォーマットについて

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偉大な数学者が考えた世界共通の論文フォーマット

easy_Tex

今まで散々書いてきたレポートや論文、あるいは書籍などには、フォーマットというものがあります。

例えば、レポートであれば、A4サイズでのレポートのフォントは「黒の14ptに明朝体」が基準だという人もいますし、
Wordはメモ書き用で、正式に提出する場合は「AdobeのPDF、バージョンは必ず最新のもの」が基準とかんがえる人もいます。

これは、小学生であれば、作文用紙を用いていたように、大人になると自分でフォーマットを選ばなければなりません。
しかも、適切なフォーマットでないと受理されないという厳しいルールです。

ただし、そのような規格化がまだ促進されていなかった頃に学術論文、学位論文は必ずTeXで書くようになりました。
これは、あるクヌースという天才的数学者が提案したもので、最も美しい文書を記載できることで知られています。

また、数学者が提案しただけに数学で表現できない箇所はないと言われるほど自由度が非常に高いです。
ただし、このフォーマットには新しいコンピュータが出来たり、ソフトやOSなどの関係があったりして未だに改良が続いています。

v-board

一度このTeXまたはLatexを利用すると他のワープロソフトウェアで書いた文書が汚く見えてしまう程です。

ただ、一方でこの美文書を作成するには技術が必要です。かつあまりにマイナーな技術であるため、
大学生の卒業論文まではワープロソフトを用いて良いと暗黙の了解で決まっています。

今では次々と規格化が行われているため、「ここには印鑑が必要なのか?」「手書きのメモを加えても大丈夫か?」といった
疑問も段々と解消されています。それでも美しさにこだわりたい場合にはTeXの技術を習熟すると良いでしょう。

なお、TeXはHTMLに似ていて、まるでプログラミングを組んでいるように記述するため、
例えば、プログラミングの技術提案書などであれば、TeXを使い込んだ方が評価は間違いなく高いでしょう。

なお、このTeXは最初に書いたように世界共通のフォーマットであり、無料で記述環境を構築できますので、
今後は大学生ならばMicrosoft Wordでの提出でなく、TeXの文書をPDFで提出することが予測されます。

少し堅苦しい話ですが、今までノーベル賞受賞者で最近の研究者の方々は全て英語のTeXで書いてあります。
また、最後に今までTeXやLatexと表記していましたが、正確の表記方法はテキスト形式では表現できません。
加えて、TeXと書いて「テフ」と呼びます。こちらは創作者のクヌース博士の尊厳をあえて受け継いでいる証しだと思います。


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