ワインに含まれる酸化防止剤の健康への影響とは?

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ワインに含まれる酸化防止剤の”亜硫酸塩”について、「頭痛がする」「ガンになる」といった、黒い噂を聞くことがあります。果たして、それらの噂は真実なのでしょうか?

 

酸化防止剤とは?

通常” 酸化防止剤(亜硫酸塩)”と一括表記されていますが、実際には「二酸化硫黄」「亜硫酸Na」「次亜硫酸Na」「ピロ亜硫酸Na」「ピロ亜硫酸K」が使われている可能性があります。もちろん、これらの化学物質を多量に摂取することは身体に良くありません。

 

酸化防止剤の働き

その名の通り酸化防止剤は、酸化による品質の劣化を防止してくれます。
ワインの醸造過程や熟成期間中に不良微生物の混入や増殖を防いでくれるもので、熟成させて出荷されるワインを安全に飲むには、酸化防止剤が欠かせないといっても過言ではありません。

 

酸化防止剤無添加の真実

そもそも、ワイン酵母が発行を続ける過程で、アルコール発酵の副生成物として、亜硫酸は微量ながらに発生してしまうものなのです。

また、酸化防止剤を使用していないということは、もちろん品質が劣化しやすくなります。また、商品によってはワインを作る過程で、農薬を多く使用していたり、加熱殺菌してワインのおいしさが失われた状態なのです。

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といってもワインに含まれる亜硫酸塩は、無添加ワインの方が圧倒的に少ないのも事実です。亜硫酸塩が気になるという方は、無添加のワインを飲むとよいでしょう。

 

酸化防止剤に関する取り決め

世界保健機関(WHO)による、亜硫酸の1日の推奨摂取量は体重1kgあたり0.7mgです。
50㎏であれば35㎎という訳です。
また、日本では厚生労働省の添加物使用基準リストで、ワインなど果実酒に添加しても良い亜硫酸塩の量は、0.35 g/kg = 350 ppm未満と決めているので、体重50㎏の人が亜硫酸塩が上限まで含まれているワインを飲むと仮定して単純に計算すれば、健康を考えるなら1日100mlのワインしか飲んではいけないということになります。
しかし、ヨーロッパ産のワインは日本より厳しく、赤ワインは1ℓあたり0.16ml以下、白ワインは0.21ml以下という条件が課せられています。ヨーロッパのワインを購入すれば、日本のものより亜硫酸塩が少ないかもしれませんね。

 

亜硫酸塩

しかし、酸化防止剤として使用される”亜硫酸塩”は、食品添加物としてオレンジジュースやドライフルーツなども多く使用されていますし、ビールにも含まれているものです。
つまり、一口に「ワインの酸化防止剤が危ない」というわけでなく、様々な食品に含まれる食品添加物に気を付ける必要があるのです。


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