
いよいよ本日2月24日からスタートした「プレミアムフライデー」!現時点では導入を見送る企業がほとんどで、導入企業は全体の0.1%…。これからどうなるか分かりませんが、プレミアムフライデーとは何なのか?簡単にまとめてみました。
プレミアムフライデーとは?
プレミアムフライデーとは、本日より2ヶ月に1回、月末の金曜日の就業時間を午後3時に早め、買い物や飲食、旅行などの消費の拡大を目的とした、経済産業省と経済界の企画した施策です。
意外と知られていないのが、「2ヶ月に1回」実施されるということ。2ヶ月に1回だけで、どれだけの経済効果が生まれるかは不明ですが、これからは福利厚生としてプレミアムフライデーを謳う企業も増えるかもしれませんね。
プレミアムフライデー導入企業(15時退社)
プレミアムフライデーの導入を宣言した企業の一部です。ネットで調べた範囲なので、大手の超有名企業ばかりになってしまいましたが、まだまだ導入した企業はあるようです。といっても、やはり大手のような余裕のある企業しかプレミアムフライデーの制度は採用されないものですよね。
全体の約0.1%が2月のプレミアムフライデーのスタート時に、制度を導入できたということで、絶望的な数値ですが、スタートに間に合わなかっただけで、今後プレミアムフライデーを採用する企業は増えるようです。
- ソフトバンク
- コマツ
- 日産自動車
- 三菱自動車
- 住友商事
- 大和ハウス
- 森永乳業
- 野村ホールディングス
- サントリー
- 清水建設
- 三菱地所
プレミアムフライデー導入企業(サービスを提供)
15時退社を採用した企業に比べて、プレミアムフライデーでサービスを提供する小売り企業やレジャー関連企業は、とても多いようです。
- JTB
- HIS
- 西武グループ
- スターフライヤー
- 楽天市場
- Amazon
- イトーヨーカドー
- 伊勢丹
- 高島屋
- 大丸東京
- ローソン
- ミニストップ
- ミスタードーナッツ
- デニーズ
- ドミノピザ
- 吉野家
- ゴーゴーカレー
- 東急ハンズ
- GAP
- ライトオン
- 洋服の青山
- ブックオフ
プレミアムフライデーはどうなる?
公務員にプレミアムフライデーを採用してしまった場合、学校や役所などの公共機能が停止するのは困るといった声や、サービス業の人は、当然仕事や増えるだけで不満が募りますよね。「15時退社」というのは、思い切った施策ではありましたが、現状では否定的な意見が多いのも事実です。
しかし、経団連の産業政策本部は「息長く続け、いずれはハロウィンなみに認知されるようにしていきたい」と話しているように、もうしばらく様子見が続く長期戦となりそうですね。
15時退社については先行きが不透明ですが、海外から働きすぎだと言われている日本が、プレミアムフライデーを機に、ワークライフバランスを見直す良い機会になると良いですね。
